
ほぼすべての剪定鋏メーカーが作るB型ですが、飛庄はB型発祥の村久から独立した鋏鍛治のため、B型のルーツを現代に受け継ぐ継承者のひとつです。
はっきり言って、B型のユーザー数はSR型やA型に比べて少ないです。しかし、あまり知られていない情報ですが、庭の職人さんに根強い愛用者がいる剪定鋏でもあります。
理由ですが、実際に使用している庭師さんに聞いたところ、「他の形状の剪定鋏よりも、持ち手の中心、カシメ(ボルト部分)、刃先が直線に並んでいるため、思ったところに差し込みやすいから。あと、さすが飛庄さんだから安定の切れ味ですね」とのことでした。
確かに使用してみると取り回しが意図どおりで、思ったところで切りやすいです。当店は、人気商品の勢いに乗っかって売り上げを伸ばすことよりも、商品に惚れてもらって満足してもらいたいという気持ちが強いので、あえてここで世間的なシェア率が低くても、実際に使っているプロが明確に理由を話せる飛庄のB型をおすすめします。
200mmというサイズですが、体型が大きすぎず小さすぎない人にはフィットするように握れて頼もしさもあります。これ一丁で剪定をしたい方には200mmがおすすめです。ただ、腰ベルトに剪定鋸とともに鋏ケースをぶら下げられる人には180mmをおすすめします。理由はB型180mmのページでお話しします。
※基本は黒打ちの製品なので、B型をこよなく愛する当店では、レギュラーでは黒打ちしか取り扱う気がありません。どうしてもカラーグリップがほしい人はお問合せください。
※B型に左利き用の設定はございません。