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【削り道具・金高刃物老舗】管楽器用リード削り 青紙鋼・両刃

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音質にこだわり抜く管楽器奏者、必見!プロ用・リード削り。オーボエ奏者・ファゴット奏者の悩みを解決!リードを削る専用工具です。

特にリードの微調整が必要とされるオーボエやファゴットなどダブルリードの管楽器を筆頭に、サクソフォーンやクラリネットなどシングルリードの管楽器まで、各種リードを調整するための専用刃物です。京刃物独特の繊細な切れ味が、精密な作業を可能にし、狙っている音に近付く手助けをします。

リードを削るためだけに特化した道具のため、スムーズにリードを削ることができます。中でも、特筆すべき箇所は、刃の切れ味。さまざまな本格刃物に導入されている裏梳という技法を刃の裏に導入しています。刃の面を曲面状に削ることで、刃を可能な限り薄くし、さらなる切れ味を生み出すことに成功しました。

また、多くの刃物は、地金(鉄)と鋼を使いますが、本品は贅沢にも青紙鋼だけで製作。刃の背の厚さは、重量と親指の当たりのバランスを考慮して、この厚さとなりました。安定感があるため、安全に作業できます。

製品スペック

<基本構造>

・形状=専門用ナイフ

・刃の鋼材=安木鋼 青紙2号

・地金=本焼き

・利き手=左右共用

・仕上げ=銀打ち

・生産地=日本・京都府京都市

・生産者=金高刃物老舗

<製品バリエーション>

商品 刃長 全長
正味重量 配送重量
両刃・青紙鋼 約85mm 約187mm 約16.5mm 約60g 約150g

※全商品、共通のスペックです

<構造・素材>

当リード削りは、これまでのお客様の好みに応じてランナップを拡充してきたため、選択肢がたくさんあります。

両刃=メリットは刃の断面の中心線に沿って切り進むことです。つまり、構えに対してまっすぐに刃が進みます。

青紙鋼=切れ味がMAXでなくとも長切れを求める方は青紙鋼をお選びください。耐摩耗性に優れていることから、研ぐ手間がかかる代わりに、一度研げばしばらく刃が持ちます。

右か左か=まず、両刃は右利きの方でも左利きの方でも、差なくお求めいただけます。

<研ぎ・仕上げ>

両刃の研ぎ=初期の刃の断面形状をできるだけ守るようにしてください。鋭角になりすぎると、刃が欠けやすくなります。対して鈍角になると切れ味が鈍ります。砥石に面で当たるようになっているので、左右ともに同程度研ぐことで断面形状が守られます。#5000以上が理想的ですが、#3000以上の砥石で仕上げてください。

この製品の作り手

金高刃物老舗 山田佳孝 氏

 

金高刃物老鋪は、京都で七代続く刃物商・鍛治師・研師。長男の山田和宏さんが研師を継ぎ、次男の山田佳孝さんが鍛冶職人を務めています。記録が残るだけで200年、当時は日本剃刀の鍛冶屋を営んでいたと伝えられ、それ以前は飛騨地方において藤原金高の名で刀鍛冶を営んでいたと伝えられています。
店鋪・鍛冶場の前には、最古で最大の会員数を誇る華道「池坊」の本家・発祥の地「紫雲山頂法寺(京都市中京区・通称六角堂)」があり、池坊本家御用達の同店には、道具を買い求める人が多数訪れています。
鍛冶場は店内の奥にあり、佳孝さんの手によってさまざまな道具が日々、生み出されているとのこと。ハーブ切鋏、画家とのコラボレーションから生まれた鉛筆削り、海外の音楽家にも愛用されているリード削りなど、アイデア商品も多数。老舗と新進気鋭の両面を持つ鍛冶屋として注目を集めています。