
人の手と目と経験を信じています
取扱商品のほとんどが、人の手による鍛接(鉄と鋼を接合すること)と鍛造(鋼を鍛えること)により作られたものです。工場製品は、均質な製品を作るには最適な手法ですが、MAXのポテンシャルは望めません。当店は、品質の可能性を追い求めています。

プロ専用の作業用刃物あります
ダブルリードの管楽器に使うリードを削る刃物、デッサン用の鉛筆削り、表具師さんや絵画の修復師が使うしらがき、竹細工用の竹割鉈や幅取りナイフなど、他店では見かけない削り専用の刃物やクラフト用の刃物を取り扱っています。ぜひ、ご覧ください。

鋏という小宇宙がおもしろい
ふたつの刃物を合わせてつくられる鋏。刃と刃が接する場所で、対象のものを切断していきます。その切断する箇所は、常に点で移動し、スムーズな切れ味は、刃の仕上がり方、全体の形状による力学など、さまざまな要素で鋏の性能は決まっています。
プロも愛用・人気あり〜たたらやイチオシ商品〜

たたらやが、なぜ手打ちの刃物にこだわるのか。それは、私、店長の浦田浩志が、雑誌の取材でたくさんの鍛冶屋さんと知り合っていったことが、その理由です。
現在も、私は雑誌「庭」という庭師さんが読む専門誌で鍛冶屋さんを追いかけていますが、これまでに40を超す鍛冶屋さんの仕事を拝見し、話を聞き、記事にしてきました。
その活動の中で強く感じたのは、「常に高みを目指す鍛冶屋さんのがんばり」「刃物そのものの魅力」「良い刃物を正しく使えば生活は豊かになる」「刃物のメンテナンスは、実は楽しい」ということです。
良い刃物がある暮らしは、楽しいものです。それに加えて、日本に長く伝えられてきた、鋼の文化を後世に伝えていけたらと考えています。
店長 浦田浩志